表面粗さとは

2017/09/05

「表面粗さ」とは、表面の状態を表す尺度の一つですが、部品の加工面の状態(凹凸)を表しています。

物の表面はザラザラしている、つるつるしている、ピカピカしている、などの違いがありますが、その 高さ、深さ、間隔が異なる山、谷が連続する周期的な形状を粗さ(表面粗さ)と呼んでいます。JIS、ISOなど様々なパラメータで規定されます。

光の反射、摩擦、滑り、親水性、撥水性、機械強度、寸法安定性、真空気密性、手触り、質感など様々な局面において面粗さの管理が重要になります。

たとえば反射については同一の素材であっても面粗さを管理することで光や熱の反射率が変わることや、摩擦においてもたとえば自動車の全エネルギー損失はその20%がエンジンやトランスミッションなどにおける摩擦に起因している、ということを考えると、程よいツルツルさ、程よいザラザラさなど「粗さ」を管理することがエネルギー効率、環境に与えるインパクトは大きいと言えます。

JAXAのはやぶさ2においては、サンプル回収容器の内面を一定の面粗さに仕上げることで、宇宙の小惑星から回収する岩石のかけらがこすれあって小さくなることを防ぎ、分析のために容器から取り出すときも取り出しやすいなどのメリットのためにTDCの研磨技術が採用されました。このほかにもTDCの表面粗さ制御技術は、精密機械、装置や部品、各種研究試験片、金型などの分野で使われています。意外なところではスポーツ用品やアート作品にも採用されています。

TDCでは、以下の表面粗さ測定器を取り揃えております。接触式~非接触まで、マイクロ~サブナノオーダーまで対応しています。

ブルカー Dimension Icon SPMシステム(8インチ対応) 原子間力顕微鏡(AFM)
テーラーホブソン タリサーフCCI3000, CCI SunStar 非接触式 表面粗さ計
ミツトヨ サーフテストSV400, SJ400 接触式 表面粗さ計

粗さを作りこむ、ことについて課題をお持ちの方がぜひ何なりとお問い合わせ下さい。

お問い合わせはこちらから→お問い合わせフォーム 

展示会場には技術に精通したスタッフがお待ちしております。

9/6~8 難加工技術展@パシフィコ横浜

9/7~8 国際フロンティア産業メッセ@神戸国際展示場

9/13~15 ナノインプリント展@東京ビッグサイト

10/4~6 MEMSセンシング&ネットワークシステム展@幕張メッセ