現在水戸芸術館で開催されている展覧会で新進気鋭のアーティスト早川祐太さんの作品にTDCの研磨技術が使われています。
先日11月23日の日刊工業新聞にその取り組みをご紹介いただきました。
会員登録で記事を閲覧いただけます。
TDCの金属箔の研磨技術は、最初は約10年ほど前、水素電池用の水素透過膜として薄い箔加工へのチャレンジを始めました。その後ナノ炭素材料グラフェンの単層膜を作るためのモールドやフレキシブルデバイス用のサブストレートとしての用途から長尺化のご依頼が増え始め、弊社オリジナルで長尺金属箔の専用研磨装置を開発しました。
長い時間をかけて少しずつ用途が広がって、遂にはアートにも使ってもらえるようになるなんて面白いなぁ!と思っております。
私も先日水戸まで見学に行きましたが、ピッカピカすぎて、反射しているのか透過しているのか頭が混乱したり、0.3㎜の厚みの端面もピカピカの鏡面に磨いたため、角度によっては消えてしまったように見えたり、なかなか不思議な体験でした。
会期は1月20日まで!お近くに行かれる機会などありましたら是非お立ち寄りください。
投稿者プロフィール

-
CEO of TDC corporation.
Please ask me anytime about Polishing/Lapping, Grinding and Cutting.
Hometown: Sendai Miyagi Japan
最新の投稿
お知らせ2021.03.01宮城県 東日本大震災10年オンライン行事 あの日を学びに 10年目に伝えあう
お知らせ2021.02.22日経nextストーリ―
お知らせ2021.02.22中小企業強靭化シンポジウム
お知らせ2021.02.142月13日発生の地震について