TDCの技術伝承について

ティ・ディ・シーの技術伝承について

お世話になります。お客様サポートチームの前田です。今日は「ティ・ディ・シーの技術伝承」について少しお話したいと思います。

ティ・ディ・シーが得意としているラップ加工、研磨は自動化が難しい領域で、その多くの部分が「人」に依存します。機械化はされていますが、機械を使いこなすには「人」が重要です。よくティ・ディ・シーではどのような人が働いているんですか?どうやって技術を伝承するのですか?という質問をされます。職人さん、というとその道何年、何十年でようやく一人前というようなイメージを持たれている方も多いと思います。

ティ・ディ・シーでは個人差はありますがだいたい半年で一人前になります。なぜなら先輩が後輩に仕事を丁寧に教えるからです。

どうやったら分かりやすく後輩に理解してもらえるか先輩たちはいつも考えていますし、少し前まで新人だった人も入社2年目になるともう教える立場。自分がどこが分かりづらかったのかを思い出しながら後輩に教えています。

ティ・ディ・シーの技術伝承について

写真は新入社員が研磨定盤の削り方(1番大事なところ!)を教わっている様子。(教える方も教わる方も真剣で。2人とも写真を撮られていることに気づきませんでした。)

ティ・ディ・シーの超精密は進化中なので、先輩といっても、これはどうやったらできるかな?!と悩むような超難加工も頻繁に舞い込みます。そんな時は教える/教わる、の関係だった人が一変して相談相手になり、柔軟な発想や視点の転換をさせてくれます。

コミュニケーションはイノベーションを起こすなぁと思う瞬間です。

以上、最後までお読みいただきありがとうございました!

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