
タリサーフ
TDCで使用しているテーラーホブソンの『タリサーフ』について解説をします。
タリサーフとは
「タリサーフ」とは、テーラーホブソン社により提供されている表面仕上げおよび形状測定機器のシリーズ名のことで、製造業界で幅広く利用されています。
現在の製品ラインナップは、以下となっています。
- フォームタリサーフ® PGI NOVUS
これまでのフォームタリサーフシリーズの速度と精度は保ったまま、下向き・上向き方向、表面粗さや直径・角度の測定が可能となったシリーズです。 - フォームタリサーフ® LASER
i-シリーズ PROとPGI NOVUSの中間に位置し、10mmのZ測定レンジと上下両面の測定が可能なデュアルバイアスゲージが選択できる機種。角度や表面粗さ、輪郭形状の測定を精度と測定速度の低下無しに同時に測定することができます。 - フォームタリサーフ® i-シリーズ PRO
高い精度でありながら、リーズナブルなi-シリーズ。インダクティブ(差動トランス)ゲージ方式で、耐環境性が高く、生産現場環境での表面粗さ、形状測定機として複数のゲージレンジ・分解能を選択できる特徴を持っています。
テーラーホブソン
「テーラーホブソン(Taylor Hobson)」はイギリスの精密測定機メーカーで、2004年より世界中に220以上の製造拠点を持つ電子機器および電気機械装置のアメリカのグローバルメーカー「アメテック社(AMETEK)」の傘下となり、「アメテックテーラーホブソン」となりました。
「表面形状、粗さの測定分野で常に世界一であること」を理念に掲げ、最高レベルの測定ソリューションをグローバルに提供する企業です。
TDCで導入しているタリサーフ
TDCでは、以下のタリサーフ機種を取り扱っています。
- タリサーフCCI SunStar
非接触式 白色レーザー干渉式表面粗さ計
本測定機を使用し表面粗さを計測します。 加工中にも加工者自ら測定をし、高精度な面粗さを実現します。
また、出荷時には品質保証データとして提供します。

その他のTDCで使用している測定器については、『測定機器』ページをご確認ください。
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