プラスチック/アクリル/樹脂の鏡面研磨加工・鏡面仕上げ | 加工における注意点・加工事例
このページでは、TDCで行っているプラスチック/アクリル樹脂の鏡面研磨加工・鏡面仕上げ(ミラーポリッシュ)をご紹介します。
TDCの鏡面研磨加工を活かした、自社開発技術については以下ページをご参照ください。
TDCで行っている研磨加工については、『研磨加工』ページも合わせてご参照ください。
Contents
プラスチック/アクリル樹脂の鏡面加工
プラスチック/アクリル樹脂は、金属などの他の素材と比較をすると、硬度は劣りますが、耐衝撃性や耐候性、透明性に優れ、また加工性にも優れた素材です。そのため、水族館の大型水槽、窓材や照明器具などの建材、時計の風防などさまざまな場面で活用されています。
一方で、細かい傷がつきやすいといった側面もあるため、有機溶剤やバーナー、研磨フィルム方式(工法)による平滑/鏡面加工を施す場面が多く見られます。
TDCのプラスチック/アクリル樹脂の鏡面研磨加工技術
アクリルは透明性が高く、軽量であることから、ガラスの代わりに使用されることがあります。但し、柔らかくダレやすいため、精度が出しずらい素材です。
TDCでは、独自の加工方法とノウハウで、アクリル樹脂や各種プラスチックに対し、高精度な鏡面研磨加工が可能です。
極限までダレを出さずに加工出来ますので、Ra1nm以下の鏡面仕上げだけでなく、ミクロン単位での厚み管理や薄化加工も承ります。
また、板材のみならず、ロールやシャフトの内外径、凸凹など、さまざまな形状に対応しております。
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TDCのプラスチック/アクリル樹脂の鏡面加工・鏡面仕上げの事例
アクリル樹脂 鏡面地球儀
アクリル系紫外線硬化樹脂で製作された地球儀を磨いたものです。
元々は霜がついたようなガサガサな状態だったのですが、TDCの鏡面加工で模様もはっきりと見えるようになりました。
材質 | アクリル系紫外線硬化樹脂 |
加工精度 |
面粗さ Ra10nm以下 |
サイズ | φ40 |
用途 | フィルム成形用金型、ナノインプリント用金型 他 |
海中撮影用のカメラカバーなど
某テレビ局様より、海中撮影用カメラカバーの鏡面加工のご依頼を頂いた実績がございます。
水族館の水槽をイメージして頂くとわかりやすいですが、アクリルは衝撃に強く、かつ水圧に耐えられる強固な素材であり、透明度も非常に高いのでガラスの代替品として用いられることが多いです。
また、各種テストピースや評価用基板の鏡面加工も承っております。
その他材質についての加工実績は、下記ページよりご覧ください。
>>TDCの表面粗さ・面粗度実績
プラスチック/アクリル樹脂の鏡面研磨加工・鏡面仕上げはTDCまでご相談ください。
TDCでは、材質に応じた加工ノウハウと、これまで蓄積された研磨加工技術により、あらゆるプラスチック・アクリル樹脂の鏡面研磨加工にも対応可能です。
他社で断られたプラスチック・アクリル樹脂の鏡面加工も、ぜひ一度TDCにご相談ください。
まずはお困りごとをヒアリングし、ベストな解決策を提案させていただきます。
お気軽にお問い合わせください。
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