
精密部品加工とは? | 加工方法の種類・加工事例
このページでは、精密部品加工についての解説、TDCの精密部品の加工実績の一部をご紹介します。
Contents
精密部品加工とは
精密部品加工とは、部品製造や部品加工の分野において数マイクロ~数ナノレベルの要求に応えた加工のことを指します。
一般的に精密部品加工は、以下のいずれかの方法で製造・加工がおこなわれます。
- ひとつの材料から一点ずつ部品を製造・加工する
高精度な工作機械や工具を用い、技術者の手によって一点ずつ部品加工をおこないます。少量ロットでの部品製造・作成に向いています。 - 型を作成して量産を行う
あらかじめ量産用の「型」を用意し、部品を製造・加工します。型作成コストが必要となりますが、大量に部品を生産することができます。
TDCの精密加工サービスについては、『超精密研磨・超精密加工のサービス』をご参照ください。
精密部品加工で用いられる主な加工方法
精密部品加工では、一般的に以下の加工方法が用いられます。
- ミーリング加工
- 旋盤加工
- キー溝加工
- 放電加工
- マシニング加工
- フライス加工
- ワイヤーカット加工
- ラッピング加工
- ポリッシング加工
- 平面研削加工
精密部品加工が求められる業界・ニーズ
精密部品加工は、半導体や光学機器をはじめとする高精度な品質が要求される様々な業界で求められています。
- 機工部品
- 生産台数が限られている機器
- 半導体
- 自動車
- 航空機
- 産業機械・高精度な工作機器・工具
- 光学機器
- 電気機器
- 情報通信
- FA装置
- 医療機器
- ロボット
TDCでの精密部品加工
TDCの精密部品加工実績
- 超精密研磨加工
- 対応可能材質:金属、樹脂、セラミックス、ガラス、半導体結晶、光学結晶など
- 対応可能ロット:1個~
- 対応可能サイズ:~□700程度まで(仕様によりますので詳しくはお問合せください)
- 精度:平面度0.001以下、平行度0.001以下、面粗さRa0.001以下、寸法公差±0.001以下
TDCの精密部品加工設備
TDCでは、精密部品加工に使用する各種設備を保有しております。
詳しい設備の解説は、以下ページをご参照ください。
精密研磨部品加工はTDCにご相談・ご依頼ください
TDCでは、あらゆる材質の精密部品加工を、以下の範囲内で対応させていただきます。
- 対応可能ロット数…1個~量産まで
- 対応可能サイズ…~□700程度まで(仕様によりますので詳しくはお問合せください)
- 対応可能形状…板物、ロールやシャフトの内外径、3次元形状など
TDCではこれまでに培ってきた研磨技術のノウハウにより、高精度・高精密なナノレベルでの部品加工を得意としています。
精密部品加工に欠かせない工作機器も多数保有しており、設計から加工、品質保証、納品までをワンストップで実現可能となっております。
量産から試作開発品まで、1個~の小ロット生産、大量生産にも対応が可能ですので、部品加工でのお悩みがございましたらぜひTDCまでご相談ください。
長年に渡って培ってきた高精度なモノづくりを安定して実現する精密研磨加工技術・ノウハウと、最先端の測定機を駆使し、寸法公差は勿論、各種幾何公差もナノオーダーで加工いたします。
材料のご提案・調達 /
試験片製作 / 難削材 / 1点~量産
お任せください
電話受付:平日8時30分~17時20分
精密部品に関する品質管理・品質保証
TDCでは、世界最高水準の測定環境と評価技術によって、超精密ものづくりの品質保証を実現しています。
製造・加工される精密部品は、面粗さ、平面度、平行度、寸法公差、寸法などを測定しながら作りこみ、当社保有の精密測定機器によって品質を保証致します。
出荷時には品質保証データとしてご提供いたします。
TDCの品質保証に関しては、『品質保証』ページもご参照ください。
精密部品加工の依頼の流れ
- …仕様打合せ
- …支給材もしくは材料手配
- …精密研磨加工
- …洗浄
- …検査
- …出荷
材料のご提案・調達 /
試験片製作 / 難削材 / 1点~量産
お任せください
電話受付:平日8時30分~17時20分
TDCの基本情報
関連ページ